みなさん、こんにちは。よくお医者さんと結婚したい理由として「安定した生活が欲しいから」という人がいます。
それでは医師と結婚すれば本当に安定した生活が手に入るのでしょうか?実は医師でも相手を選ばないと安定した生活が手に入らないケースもあります。
今日は医師と結婚して安定した生活をするためには注意することや考えるべきことについて書いてみました。
医師は年収が安定しているのか?
まず、安定した生活に必要な条件の一つに「安定した収入」があります。
お医者さんの場合は何度かこのブログで言った通り1500万円くらいで勤務医でいる限りは1000-2000万円で推移するケースが多いです
ただ開業医の場合もいざとなればやめて勤務医に戻ることが出来るので勤務医並みに稼ぐことは可能です。
たとえば同じくらいの年収を稼ぐことが出来るサラリーマンもいます。サラリーマンの場合は会社に居られるうちは勤務医と同じだと思います。そして役員以上に出世すれば医師以上の収入を得ることが可能です。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1077067715
参考:Yahoo知恵袋:一流企業に入って役員になれるのは何人に1人くらいですか?
https://netmoney-wiki.com/president-probability/
参考:ネット副業虎の穴・サラリーマンが社長・役員になれる確率はどのくらい?
しかしサラリーマンにはリストラもあり起業する場合もあります。リストラに合ったり起業に失敗すれば無収入、仮に再就職できた場合でも年収は半減するでしょう。
参考:Repeitition 企業の成功率は実際にどれくらいになのでしょうか?
まとめるとエリートサラリーマンの収入は0~2000万円くらいにおさまる可能性は高いでしょう
おなじように安定した仕事として公務員があります。こちらはばらつきがほとんどないのですが平均年収は医者の半分くらいです。
国家公務員:637万円
参考:人事院:平成30年国家公務員給与実態調査の結果
https://www.jinji.go.jp/kankoku/kokkou/30kokkou.html
安定した収入を望む女性が注意すべき医師とは?
上で述べたように概ね医師の収入は安定していますが以下のケースでは医師といえど収入が不安定になったり借金を抱えたりするケースがありますので注意が必要です。
①大学医局に入った専攻医・大学院生と結婚するケース
専攻医とは研修医が終わってその後専門医を取るべく頑張っている医師のことを言います。概ね卒後3年目から10年以内の医師です。この時期医師と言えどもあちこち転勤させられます。病院によって給料も違いますし立場も常勤医・非常勤医と異なりますので収入は安定しません。
さらに大学院生は逆に授業料を払わなくてはいけないので手元に残ろお金は年収よりも少なくなるでしょう。
②留学を考えている医師と結婚した場合
留学をすれば将来出世するかもしれませんが留学中は収入がないところか、貯金を切り崩す生活になります。運が良くて研究費付きの留学ですがそれでも300万円/年程度です。
③投資家医師・起業家医師・小説家医師などと結婚した場合
稀ですがいます。当たれば医師なんて比べ物にならないほどお金持ちになれますが、失敗するかもしれません。
ただし上の①~③のいずれもその気になれば普通の医師として働けますのでそこまで深刻になる必要はないのですが、中には「研究」や「起業」などに固執する人もいますので注意が必要です。
医師妻は夫の転勤に振り回されるの?
安定した生活をしたい人にとって収入と同じくらい大事なのは、安定した環境です。同じ職場、同じ住宅、同じスーパー、お馴染みさんとの付き合い、
よく言われるのは結婚適齢期にあるような若い医師は一般的に「医局」に属して「教授」の命令であちこちに飛ばされ安定した生活とは程遠いイメージがありますが本当でしょうか?
東大などの大きな医局ならば関連病院が全国あちこちにあり、大きな会社のサラリーマンと同じかもしれませんが、たいていの大学医局の関連病院は広くて東北地方とか中国地方とかまでです。最近は医局員不足に陥っているかが大多数の医局では県庁所在地プラスアルファといったところです。
そして40も過ぎれば転居はほとんどなくなります。医局人事を抜け故郷に帰るとか開業するとかで生活の場を落ち着かせることをしやすくなります。
・医師は医局に入っていても引っ越しを伴うような転勤は少ない。
・全国に関連病院のある大きな医局の医局員だとあちこちに行くことになるかも
・おすすめは関連病院や所属医局員の数が少ない医局員
・どうしても転勤がいやな人は医局に入っていない勤務医・開業医
・相手の医師に聞く
・相手の医師が所属している医局のホームページなどで医局に所属している医師が
どの病院に勤務しているかを確認する。
安定した環境で医師妻になりたい人が見落としがちな問題とは?
ここまでサラリーマンは全国区で転勤があって、医師はせいぜい県庁所在地から四国地方とか北海道地方とかの地方レベルだと話してきました。
しかし医師の場合見逃しがちな問題として「転職問題」があります。
サラリーマンは一度仕事をやめると収入が激減するケースが多いので仕事を辞めず仕事のある都会に家をたて住み続ける人が多いと思います。
しかし医師の場合は開業や転職が容易なので簡単に違う場所に住むことが出来るのです
とくに地元で親が開業医をしているケースですといずれ地元に帰る可能性も高いです。
結婚するときは相手の意向をよくよく確認しなくてはなりません。
まとめ
以上安定した生活が欲しい人のための医師婚についてアドバイスしましたがいかがでしょうか?医師だからと言っても生活が安定するとは限らないです。医師と結婚して安定した生活が欲しい人は色々考えなくてはならないのです。
いつか安定を求める人のための医師の選び方、診療科、性格などについても述べてみようと思います。
それでは