皆さん、こんにちは。これまで資産家女医さんの話を何度かしてきました。資産家女医さんの行動原理は自分のしたいこと、主義主張などがもとになっています。そしてその主義主張なるものを前面に出してくる人が多いです。
今日の教訓
うますぎる話には注意しよう。
今日はそういうお話です。
モテモテ医師が結婚した相手とは
僕の同級生に拓哉というのがいました。イケメンではないのですが男らしいタイプでよくモテました。
クラス内やサークル内、果ては学外でもプレイボーイと鳴らしていました。学生時代はもちろん、就職した後も噂によると人妻ナースと不倫していたとか。
研修医を終えた拓哉は女子が大好きなので比較的女子が多い皮膚科に入局しました。そこでも女医さんはもちろんこと、看護師さん、とくっついた離れたを繰り返していました。
そんなあるとき彼の下に後輩が入ってきました。名前は工藤さんて言いました。工藤さんは女子医大卒業出身で地元(僕や拓哉の出た大学があるところ)に帰ってきたのでした。地元は有名な病院をやっていてかなりのお嬢様です。さらに幸運なことに彼は工藤さんのオーベン(世話役)をするように教授から言われたようです。
彼は嬉しそうに話します。
何か聞くに堪えないことを言ってました。
その後拓哉は会うたびに工藤さんとの仲の進捗状況を報告してくれました。
結局宣言通り拓哉は工藤さんと結婚することになりました。と同時に大学病院を辞め工藤さんの実家の病院で働くことになったようです。
みんな宣言通りに実現した拓哉をすごいとか言ってましたし、うらやましがっているひともたくさんいたのです。きっと彼はこれから左団扇だなとみんなそう思っていました。
逆玉医師の一年後
あの豪華な結婚式から1年後久しぶりに僕は拓哉と会いました。でも拓哉は少しやつれていました。
確かに彼の思惑通り跡継ぎにはなれたのですが、毎日こき使われているようです。工藤さんのほうは一応名前だけ出しているみたいですがほとんど診療はせず遊んでばかりだそうです。
開業皮膚科の外来患者数は1日平均約56人だそうです。
そのうえ、給料はあまりもらえず、かといって今度子供も生まれるって言うので離婚も出来ずすっかりまいってしまっていました。。
そんなある日、たまたま後輩、つまり拓哉と僕の後輩で工藤さんの同級生と話す機会があり、拓哉と工藤さんの話が出たところ、彼はこういったのです。
親子ともあまりに地元では評判が悪くて医師会の人とかと見合いをさせても上手くいっていなかったようです。それで都会から来て地元の事情をよく知らない拓哉が逆玉狙いで近づいてきたということでしょうか?
まとめ
前に出てきた資産家女医の城ケ崎さんと違い、工藤さんはもう少ししたたかで最初は拓哉の言うことを聞いていたようです。でも専門医を取り結婚をして自分の家に戻ったとたん本性をむき出しにしたのでした。
そして自分のオーベン(指導してくれた人)の奴隷化に成功したようです。しかもその奴隷化計画には親までが絡んでいるということです。
しかも拓哉はモテモテの人生を送ってきたため、工藤さんが簡単になびいてきてもおかしいとは思わなかったのも不幸でした。
僕らの後輩が言ったようにもし拓哉に周囲の評判を聞くといった慎重さがあればと思うととても残念です。
うますぎる話には裏があるので注意することですね。
それでは