皆さんこんにちは。今日はちょっと穏やかでない略奪婚のお話をしようと思います。
「英雄、色を好む」
という言葉をご存知でしょうか?大体英雄と呼ばれるような大業なす人というのはそれだけエネルギッシュで、仕事だけでは飽き足らずその有り余るエネルギーを異性のほうへ向けてしまう人は少なくありません。
お医者さんでも同じことが言えます。お医者さんにはいろんなタイプの方がいますが、一代で大きな病院を作り上げて大成功する人もいます。我々貧乏医者からすれば十分「英雄」の範疇に入ります。
忙しい人は要点だけでも
・一代でクリニックを大きくした腕のいいお医者さんがいた。
・女性の噂は絶えなかった
・最初の妻も略奪婚
・結局略奪婚した妻とも別れたが、、、
こんな人に読んでほしい
・お医者さんでお金持ちと結婚したい人
・彼女がいるお医者さんと戦ってもお医者さんと結婚したい人
・略奪婚したお医者さんの顛末が知りたい人
仕事ができるお医者さんの奥さんとは
僕の先輩医者、原先生がそんな感じでした。僕より20歳ほど上で僕が研修医として働き始めた頃、その地方では「大腸内視鏡検査」の名医としてすでに名をとどろかせていました。
今はよくわかりませんが当時、大腸内視鏡は難しいもので、普通の消化器内科医はわざわざ放射線室でカメラがちゃんと入っているかどうか確認しながらでないとうまくできないものといわれていました。
そして結構無理して入れるので痛がる患者さんも少なくありませんでした。
でも原先生は違いました。
原先生が検査していて痛がった患者さんを見たことがありませんでした。
そんなすごい原先生にもただ一つ問題がありました。あくまで噂だったんですが、
・前の病院を女性関係で首になったとか
・看護師が自殺未遂して病院にいられなくなったとか
女性関係も派手な方でした。
原先生はこの時バツイチで今の奥さんも前の病院の看護師で略奪婚だったとのことでした。
名医から金持ちドクターに
そんな原先生も僕が研修医を終えて開業しました。腕もいいのですが商売もうまいのでしょう。たちまち原先生の大腸内視鏡専門のクリニックは地元では知らぬ人はいないほど有名になりました。
商売上手な原先生はぼくにも毎年のように年賀状をくれました。繁盛ぶりは毎年のように外車を買い替えていたのですぐにわかります。外車の数とともにやはり「英雄色を好む」でしょうか、子供の数も毎年のように増え続け、5,6人になっていました。
お医者さんで子供が多い人は結構いるのですがそれでも5,6人は稀です。
金持ちお医者さんが離婚して貧乏に?
ところがある年の年賀状で映っているのが病院と原先生と奥さんだけになっていました。
子どもと外車はいなくなっていました。
文面はこうでした
よく見ると女の人はいつもの奥さんと違い若い人でした。原先生から見たら30以上は離れていそうでした。よく見ると原先生の髪も白く後退していました。考えてみたら原先生も60過ぎ、そろそろ第二の人生を考える時期なのに大変ですよね。
原先生のことですから大方クリニックの若いスタッフに手を出して奥さんと別れることになり慰謝料で丸裸にされたのでしょうか。
奥さんから見れば、結局は略奪婚で手に入れた夫を略奪されてしまったのでしょうか?詳細はわかりません。
原先生も60過ぎ、あとどれだけ頑張れるのでしょうか?あるいはまた浮気するかもしれません。たしかに仕事ができてお金のある人は魅力的ですが、火のないところには煙は立たぬ。です。よほどの人でない限り原先生のようなエネルギッシュな人と付き合うには注意が必要です。