こんにちは、お医者さん歴〇十年のしたちゃんです。
このブログではこれまで医師と結婚するためにはまず医師に近づくことが重要であるといった話を何度かしてきました。
しかし医師に知り合うだけでは医者妻になることはできません。当然ライバルも多いため、ただの知り合いから一歩抜け出る、医師に近づくためのタイミングが重要です。
それではどのような時が一番いいタイミングなのでしょうか?
それは医師が元気な時ではなく、元気をなくした、落ち込んだ時が最大のチャンスになります
とくに結婚適齢期に当たる若い医者は上の先生に怒られたり失恋したり落ち込む機会が多いです。
そんなときあなたがうまく慰めたり励ましてあげることが出来れば付き合える可能性が高まります。
看護師が医師が落ち込んだときに近づいた話の要点
・看護師はお医者さんに近づけるが付き合うところまで持ち込むのは難しい
・お医者さんが落ち込むタイミングを見計らう
・女医さんに一目ぼれのお医者さんが失恋
・振られたお医者さんのもとに通い詰める
・結婚へ
結婚適齢期の医師(研修医)が置かれている環境
医学生は、医師国家試験を合格したのち晴れてお医者さんになります。でもお医者さんになったからといってすぐに仕事ができるわけではありません。
まず若い医師がおかれている環境についてみてみましょう。
①大きな病院で働いている。
研修医はいろんな科を回らなくてはならないので大体大きな病院、何とか市立病院とかなんとか赤十字病院とか、大学病院で働くケースがほとんどです。
②病院の研修医は数人から10数人まで
多いと東大病院みたいに100人を超えることもありますが、大きな病院の研修医は大体数人から10数人くらいがおおいです。もちろん女性研修医もいます
③研修医の周りには多くの女性がいる。
看護師は100床あたり100人は超えてきます。結婚適齢期などを考えると1/3程度はライバルになるでしょうか?
鬼軍曹研修医が好きになった人とは
先ほども書いたように研修医は見習いなので何もできません。
それで指導医というベテランのお医者さんが研修医を教えることになっているのですが、、、
指導医の先生は大体その科のエースであるため初歩的なことや細かいことまで面倒を見切れません。
たいていのことは少し上の研修医の先輩やレジデントという専門分野を研修しているお医者さんにレクチャーいただくわけです。
僕が研修医の時の一つ上の先輩に
と呼ばれる人がいました。
体が大きく顔がいかつくて、白衣を着ないで町中を歩いていると思わず、敬礼したくなるようなそんな風貌の人でした。
そして彼は「鬼軍曹」の見た目通りとても怖く、厳しい人でもありました。働き始めた僕にとってはとても怖くておいそれと口を利けるものではありませんでした。
僕は鬼軍曹に、
・患者さんの血圧、脈拍のデータはもちろんのこと
・使っている薬は何か、
・どういう目的で使っているか、
・作用機序はどんなか
など事細かに聞かれ、答えられないと「サザエさん」の波平ばりに
(馬鹿野郎とかやる気があるのかとかが多かったですが)と怒鳴られるわけです。
そんなある日のことICUでいつものように鬼軍曹からばかもんをやられ、カルテの書きなおしをしこしこ書き直していると看護師さんたちが数人集まっておっきな声で話しをはじめました。
鬼軍曹が厳しいのは後輩だけでなく看護師にも同様で、医師指示のもれも手厳しく追及します。
カンナちゃんというのは鬼軍曹の同期の女性研修医のことです。研修医は今でいうと橋本環奈ちゃんに似ているからそう呼ばれていました(僕はおそれ多くてそう呼んだことはありませんでしたが)。
研修医というのは同期でも別々の科に配属されることが多いため、一緒にいることは少なくせいぜい病棟や手術室、医局ですれ違う程度なのです。
たしかに鬼軍曹もいつもばかもんしているわけでなく、時折ご機嫌なことやミスしてもあまり怒られなくて済むことがありました。
思い返してみるとそのカンナさんとたまたまICUで出くわしたとか飲み会があるとかいうときだったかもしれません。
研修医は数か月ごとにいろんな科を回るので鬼軍曹とのつきあいもその後1か月ほどで終わりをつげ、別の科を回ることになりました。
看護師が看護師長を激怒させた理由とは?
鬼軍曹と別れて半年過ぎたある日のこと、僕が病棟でカルテ書きをしているときに師長さんが血相を変えて病棟のほうに飛び込んできました。
と僕の隣に座っていた看護師さんに言いました。
それを聞いたか聞かないかのうちに師長さんは病棟を飛び出していきました。
僕がそういうとさっき師長さんにB子のことを聞かれた看護師さんが意味ありげな笑みを浮かべてこういいました。
鬼軍曹研修医の結婚相手とは
次の日廊下を歩いていると僕の同期が声をかけてきました。
僕の同期はすぐに話に尾ひれをつけるのでどこまで本当かわかったもんじゃない。
でもそのうちB子のおなかが大きくなっていくのを目の当たりにしてようやく同期の話を信じることができました。
B子はまもなく病院を辞め鬼軍曹も研修が終了して別の病院に就職するタイミングで結婚しました。
医師妻になった看護師が仕掛けたタイミングとは?
この場合のポイントは鬼軍曹が弱っているタイミングで仕掛けた点です。
普段だったら歯牙にもかけない相手でも失恋で弱っていると正常な思考が働かなくなります。そういったときにスキが出るようです。
弱るのは別に失恋に限りません。研修医は見習いなので失恋よりもむしろ仕事の失敗などで落ち込むケースのほうが多いです。
ドラマの話で恐縮ですが「白い巨塔」でも財前の裁判でうその証言をして落ち込んでいる若い医者を待ち伏せして、たいして気にもかけていない女性と深い仲になるシーンもそういうたぐいでしょうか?
このようなケースを見聞きしたのはぼくだけかと思いましたが似たような話は結構聞きます。
結婚に限らず大敵に向かうとき重要な考えかもしれません。
それでは