皆さんこんにちは。皆さんがお医者さんと結婚したい理由の一つとして「頭がいい」というのはあるかもしれません。
しかし本当に医師というのは頭がいいのでしょうか?今日はそのことについてお話ししてみようと思います。
医者は難しいことをみんな解決してくれる?
お医者さんは頭がいいから難しいことはみんなお任せかというとそうでもありません。
まず難しい問題を解決するには時間がかかることもあります。多忙な人だと最初から考える気がなく他人にお任せという人も少なくありません。
その一方で自分の頭の良さにプライドを持っている人も多く、人に聞くことをせず自分で何とかしようとする人も多いです。そのためかえって問題解決が遠のくこともあります。
医者は物知りで話題豊富?
お医者さんは頭がいいから、何でも知っていて話題も豊富なんて思っている人も多いのではないでしょうか?
必ずしもそんなことはありません。人にもよりますが医師のなかには自分の専門以外については全く無頓着な人もいます。
そういう人とデートをすると話題が続きませんし、沈黙の時間が長くなるかもしれません。逆に自分が詳しい話を延々とし続ける人もいます
①勉強や仕事に忙しい→他のことにかまけている暇がない。
②医学部は理系に属し、専門性が高い方が、臨床より基礎研究が価値が高いと考える集団。
→「広く浅く」よりも「狭く深く」知るほうが医師仲間から尊敬されやすい。
医師が詳しいのはあくまで自分の興味があること、専門分野のことで他の部分は個人差がとても大きいのです。
確かに物知りの医師もいます。普通の物知りの医師だとはなすと楽しいのですが、中にはところかまわず自分の好きなことを話す医師もいます。そして一度話し出すと止まらないのです。こうしたタイプは一緒にいると大変かもしれません。
医者といると得をする?
お医者さんは結構お金を持っている人が多いです。でも忙しくてお金のことなどあまり考えることができないのもまた事実です。
そのため医師をだまして金儲けをたくらむ人がたくさんいます。例えばマンション業者。とにかく新築マンションをだまして買わせ手数料をはねようとする輩です。
細かい話は省きますが新築マンションで儲けるのは至難の業ですし、節税にもほとんどなりません。でもだまされる人はたくさんいます。
あと株式投資もそうです。業者の言うがままに売買する人や、あまり深く考えずに投資信託を買ったりする人などたくさんいます。
なぜこんなことになるのでしょうか。理由をあげます。
①医師は忙しい
医師は忙しいので投資のことまで頭が回りません。いくら頭が良くても投資を成功させるためにはそれなりの勉強が必要でしょう。
②医師は人がいい
医師は育ちがいい人が多いせいか、あまり疑ってかかる人は少ないです。そのため騙されやすい人が多いです。
あなたが求める医師の頭の良さとは
これまでの話でも分かったかと思いますが、医師といっても何でも知っている訳ではありません。ただある分野については専門家レベルで詳しい人もいますし、常人離れした頭の良さを持つ人もいます。
重要なのはあなたがどんな頭の良さを求めているのか考えながら見てみてください。
医師と頭の良さの定義
皆さんは頭の良さというものをどのように考えますが?
頭というのは脳味噌と同義と考えますので脳みその動きがいいということになるでしょう。ただ脳の役割はあまりにも多彩なので頭の良さにもたくさんの種類があるのです。
実際医師と頭の良さについての関係を見ていきましょう
医師は記憶力がいい→〇
皆さんがいわゆる頭がいいと思うタイプの代表です。皆さんが最初に頭の良しあしを学校時代に判別されたのはこの部分ではないでしょうか?
小学校や中学校でテストでいい点を取るタイプはこのタイプです。お医者さんになる人はこの能力に優れている人が多いことは想像がつくでしょう。
実際医学部に入った後はたくさんのことを暗記しているかどうかを試される試験がほとんどです。
医師は頭の回転が速い→△
これも医者に多いタイプです。打てば響くタイプです。記憶しているものを反射的に取り出せるかどうかにかかっているわけです。この特性があると緊急対応が得意ですし外来でも沢山の患者を診ることが出来ます。
一方で研究者などじっくり考える必要がある人にはこの資質は必ずしも必要ありません。
医師は物事を深く考える→△
いろんな事象を組み合わせて論理的に考える能力です。なぜをどんどん追求し問題の根本原因や本質を突き詰める力です。研究者タイプに多い頭の良さです。
創造性が豊か→✖
これはまったく関係ない事柄、タオルと鳥みたいな題材でもうまくつなげて思わることを想像する力です。こういう人は話しててとても楽しいし、才能を生かして世に出る人もいます。医師がこの能力にたけているとは限りません。
今の医師はEBM(evidence-based-medicine)と言って根拠に基づいた治療をしないといけません。
医師は思い付きで勝手なことをしてはいけません.
空間認知が高い→外科医は〇
ものの配置を把握する力です。例えば手術をするとき手先の器用さも大事なのですが、臓器や血管がどのように配置されているかは人によって微妙に違ったりすることがあります。
この能力が高くないと外科医には向かないのかもしれません。これも医師が必ずしも備えているとは限りません。
雑学が豊富→△
これは医学以外にもいろんなことを知っている能力です。この力があるといろんな人と話を合わせることができますので話題が豊富な人気者でしょう。この能力が必ずしも医師が持っているとは限らないことは上で述べたとおりです。
改めて医師の頭の良さとは?
医師といえどもすべての面において頭がいいわけではありません。共通しているのは医学に造詣が深く、外科なら空間認知に優れているくらいです。
だから同じ医師によっても見る人によっても頭の良しあしが大きく変わるわけです。
同じヒトでも評価する人によって見方が違うときはどうすればいいのでしょうか?
まず皆さんがすることは自分が欲しい頭の良さというものを知ることでしょう。