こんにちは。今日は少し穏やかでないお話をします。
お医者さんは忙しい人が多いというお話はしつこいくらい聞いていると思います。
忙しいといっても眠れないとか、うちに帰れないとかそんなレベルですので文字通り命を削って働いているわけです。
そして本当に命を削り切ってしまう先生もいらっしゃいます。
さすがに僕の知り合いで死んだ先生はいないのですが、前に働いていた急性期病院では
そんな話は山ほどあります。
もしお医者さんの奥さんになりたいと思う人は、旦那さんに突然先立たれるリスクはほかの職業の方よりかなり高いと自覚したほうがいいと思います。でもできるだけそういうことは避けたいですよね。先立たれるリスクの高いお医者さんを見分ける方法についてお話ししようと思います。
忙しい人は要点だけでも
・先立たれる可能性が比較的高い診療科、属性はある。
・診療科、属性によって死因には傾向がある
・先立たれる可能性があっても傾向がわかれば対策も立てられる。
こういう人に読んでほしい
・自分の付き合っているお医者さんの健康が心配な人
・お医者さんと結婚するリスクを知りたい人
・どんな診療科の人と付き合いたいか考えている人
過労死が多い科は
明確に早死にする診療科についての統計はありませんが(あったら教えてください)過労死しやすい科を調べる方法はあります。
厚生労働省主催の「医師の働き方改革検討会」で出された資料によると
1963年から2007年までの統計ですが明らかに仕事による過労死は
研修医4件
小児科・外科が3件
産婦人科・整形外科・内科が2件
神経内科1例
その他3例
とのことでした。
一方労災申請は2007年の過労死弁護団連絡協議会議集約分で計25例ほどありますが
過労死弁護団連絡協議会議集約分25例 内訳 | |
外科 | 3 |
研修医 | 4 |
内科 | 5 |
産婦人科 | 2 |
小児科 | 3 |
整形外科 | 2 |
麻酔科 | 2 |
その他 | 4 |
とのことでした。
医者の比率から考えると内科が多いのは仕方ないのですが、外科・研修医・整形外科・産婦人科・麻酔科あたりは人数の割には多いようです。
死因と診療科の関係とは
次に死因と診療科の関係についてお話ししようと思います。先ほどの厚労省のデータから考察していきます。
先ほどの厚生労働省主催の「医師の働き方改革検討会」で出された資料によると、死因としては外科・整形外科は急性心臓死のような突然〇タイプが、内科や麻酔科研修医や若い先生に自〇が多い傾向があるようです。
そのため急性心臓死のような突然死タイプが多いのではないでしょうか?
特に麻酔科の仕事場は手術場やICUなど自然とは最もかけ離れた閉鎖的な環境も影響している気がします。
まとめ
結婚したお医者さんに先立たれないためには、診療科や性格には注意して付き合う方を選んだほうがいいでしょう。具体的には外科・産婦人科で健康に過信がある人、内科や麻酔科でストレスをためやすい、体力がない、悲観的な人には注意が必要です。
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