みなさんこんにちは。昨今の不景気もあって女性のみならず男性もお金に困っている人が増えています。
昔はお嫁さんを探すときはとにかくかわいくて気立てが良くて、なんて言うのが条件で女性の家柄や学歴、ましてや収入にこだわる人はほとんどいませんでした。
しかし最近は女性でもお金があるほうがいいという男の人も増えています。
ただ、お金を持っているには2種類あって一つは年収が高い人、もう一つは実家が資産家であることです。
実は女医さんには年収と資産、その両方を兼ね備えている人がたくさんいます。
高収入で金持ちな女子と結婚出来たらいいなあ、なんて考えている人必見です。
高収入で実家が資産家の女医さんの特徴とは
なんどか女医さんとか女子医学生の話はこのサイトでも登場しています。昔は身なりに構わず(?!)それこそ「女性」性を出来るだけ出さないようにやってきた人が多かったのですが、最近はそんなことはありません。
今の女医さんは以下の特徴を備えている人が増えています。
①親は医師、もしくは金持ち、名士
②顔は平均より美人ないし可愛い。
③自己主張が強い。
①②については前にも何度か記事に載せたことがあるので簡単にのべますが、要は馬のサラブレッドと一緒で父親が医師や金持ち+美人な母親といった組み合わせによるのではないかと思っています。
このような恵まれた医師はなにを指標として生きていくのでしょうか?
そこで出てくるのが、③の自分のこだわりとか主義主張の追求でしょう。
確かに最近の若者に多いタイプともいえますが、資産家女医の主義主張はその若者たちと比べても突出している人が多い印象です。なにせお金や生活のことを考えなくてもいい人たちですから。
資産家医師は主義主張>医師免許
ある日の昼下がり、僕はいつものように医局でお昼を食べていました。
すると突然叫び声のようなものが聞こえてきました。
びっくりしてそっちを見ると僕の科の城ケ崎先生でした。城ケ崎先生はこの病院がある〇●市で有名な老舗の酒蔵「城ケ崎酒造」の一族です。親戚には県会議員や市会議員とかもいてこの辺では大変な顔役なのです。
部長の藤木先生がたしなめています。
城ケ崎先生は詰め寄ります。
そう言って城ケ崎さんは出ていきました。
城ケ崎さんが出ていくと藤木先生はふらふらとソファにすわって頭を抱え込んでいました。藤木先生があまりにかわいそうで、僕はコーヒーを入れて藤木先生のところに持っていきました。
ここは田舎なので教授に逆らうと昔みたいに破門とか言って働けなくなるまではいかないかもしれませんがいろいろやりにくくなります。
でもお金持ちの城ケ崎さんなら医者を辞めたって全然やっていけるでしょう。むしろ大事な医局員が辞めたなんて教授に知れたら藤木先生の教育能力が疑われてしまうのです。
彼は足取り軽く医局を出ていきました。
僕は彼のあだ名を思い出しました。「卑怯な藤木」
資産家女医の医師免許をかけた戦いの結末
結局城ケ崎先生がやめることはありませんでした。本当は今度の春で大学院に入る予定だったのですが、このまま病院に残って研修を続けることが許可されたのです。
いろんな噂が飛び交いましたが本当の理由は、上でも出てきましたが医局員不足でやめられたら困るためでしょう。
医局員確保にどこの医局も手を焼いています。
でも僕や他の先生が城ケ崎さんと同じことは出来ないでしょう。僕ら医師にとって医師免許は命も同じです。だからオーベン(指導医)や医学部教授には逆らえません。
しかし城ケ崎さんにとって医師免許はいつ捨ててもいい単なるアクセサリーの一つにすぎず、僕らとは重みが違うようです。ただ城ケ崎先生が医学部に入るためにビル一つ売ったとか売らなかったとかそんな噂もあり医師免許取得には僕ら以上にお金はかかっています。
厳しい資本主義の世界を垣間見せられました。