こんにちは。今日は。お医者さんが結婚相手を選ぶとき家柄を気にする人が結構いるようです。結論は気にする人もいますが気にしない人もいるということなので、もしあなたが家柄に自信がなければ家柄を気にしない人を選べばいいのです。
家柄は気にしなくてもマナーとか、ふるまいを気にする人は結構いるんじゃないかと思います。今日はそんなお話し。
モテる医者が気にしていたこととは?
僕の職場でN先生という人がいました。
背は高く、見た目もかっこよく、職場の評判もなかなかの人でした。でも40もとうに過ぎているのに結婚もしないで独身生活を謳歌していました。
もしかしてmo-ho?
そんなことはありません。彼は結婚しないだけでモテモテ。彼女を絶やしたことはありませんでした。
そんなある日病院の食堂でN先生と向かい合わせになりました。この日の僕は焼き魚定食。この日の外来はとっても忙しくってとてもおなかがすいていたのです。
N先生はぼくと同じ焼き魚定食を頼むと僕の真向かいに座りました。
N先生は外科の先生で僕の縫合(怪我したところを縫うこと)があまりにひどくて直してもらったことがあります。
そのあとの会話はよくは覚えておらず、たぶん普通の世間話になったんだと思います。
その後しばらくたって僕はその職場を辞めてN先生とはそれきりになってしまいました。
医師婚に必要なマナーとか気にする前に
N先生とはそれほど親しかったわけではないので直接話したのはその1回だけでしたがとても印象に残っていたので載せてみました。
それから僕もいろんな女性の箸遣いに注目するようになりました。看護師さん、女医さん、事務さん、それ以外にもたまたま近くで食べていた女性、、、
箸使いの上手・下手と美人・不美人、いいところのお嬢様かどうかなどとの、関係はありませんでした。
箸遣いのきれいな人は魚の食べ方がきれいです。どのくらいきれいかというと残った魚の骨も解剖標本に載せたくなるようなきれいさです。
箸使いの上手な人は食事動作もきれいで育ちが良い人のように見えます。
でも箸遣いの汚い人というのは食べ方も汚くなりがちで食べた後魚がぐちゃぐちゃ、魚をめった刺し死体のようになっています。
ここからはぼくの推測なのですが、なかなか人の育ちとか品の良さというのは一目ではわかりません。そこでN君は箸遣いをその人の本当の育ちの良さやマナーなどを簡単に見抜くためのバロメータとしていたのかもしれません。
昔は知りませんが、今どきのお医者さんになる人って自分では気が付かないけど結構育ちがいい人が多いし、細かいことが気になる人も多いような気がします。
よく家柄とかマナーとか気にされる方がいらっしゃいますが、まず自分にも出来そうなところから始めるとお金も労力もかけずに育ちが良さそうに見えるかもしれません。
食事の所作は命に関わる?
昔から食事動作を見てその人となりを判断するという話はいくつかあります。
古くは平将門という人は戦をするときに俵藤太という人を味方につけようとしたのですが食べ物をぼろぼろこぼすような食べ方をしていたがため、俵藤太は敵方についてしまいました。結果平将門は戦に負けて死んでしまいました。
西郷隆盛が江戸幕府との戦争のとき、けちで有名な商人にお金を借りに行ったのですがその時の食べ方が落ち着いていてきれいに食べていたとのことで大金を借りることができたたため戦争に勝つことが出来たとか。
現代でもいいところの家がお嫁さんにもらうとき食事に誘ってその所作を値踏みする話など聞いたことがあるのではないでしょうか。
たかが箸遣い、されど箸遣い、一度自分の所作を振り返ってみてもいいかと思います。